お疲れさま、Napster。
5月31日でサービス終了。6月以降は今までダウンロードした楽曲も再生できなくなる。
私はi-Podの音質やi-tunesの操作性が苦手だったので2年くらいナップスターを利用してきたんだけど
利用してきた者としては、なんとなくこうなることは予感していたと言うか。
とは言え強豪同士のタッグサービスだったため、やっぱりどこか過信してたんだろうなぁ。びっくりしたもの。
おとなしく取り放題の有線にしとけばよかったのか･･･。
（勧誘された時に、レアトラックもリクエストしてくれれば流します！下北とかに直輸入探しに行ってるなら絶対こっちの方が得です！海外のラジオも聞けます！て言ってましたよ。使ってないから実際は分からないけど）
私はクレーマーではないけど、音楽が好きなゆえにナップスターに対して「ちょっと」と思うことがちょくちょくあって
「〜増やしてもらえると嬉しいです」とか「〜したらいいんじゃないでしょうか」とか、耐え切れず数回意見してしまったこともあったけど
なんだかんだ言ってこのサービスが使えなくなるとなると、
ああ。すごく助かってたんだな。ということに気づく。
これはいい！と思うものは相変わらずCDを買ってしまってたから問題ないんだけど
ダウンロードでいいやと思って聴いてるうちに大好きになったアルバムがもう聴けなくなるのはつらい。
ささやかながらリスナーの私ができるアーティストへの還元として、且つ何よりも自分のために
サービス終了を知った日から「Aimee MannとEelsとThe Mars Voltaと･･･」と
再生できなくなると生きた心地がしないほどいい楽曲を提供してくれたアーティストのアルバムを書き出して
今日、意を決して17枚すべてを大人買いしてきた。
Aimee Mann「Live at St,Anne's Warehouse」
Basement Jaxx「Zephyr」
Eels「Hombre Lobo」
Fall out boy「From under the coke tree」
Gogol Bordello「Gypsy Punks」
Ida Maria「Oh My God」
Kyte「science for the living」
Mae「Everglow,The」
Mute Math「Flesh and bornes electric fun」
Noisettes「Wild young hearts」
Pearl Jam「backspacer」
Priscilla Ahn「In A Tree」
The Mars Volta「Frances The Mute」と「八面体」
Two Door Cinema Club 「Tourist History」
The script「The script」
wooderd chiarie「オルフォイスe.p」
もちろんタワレコで（笑）。4万とか･･･。
多分引越しもあるし青春18きっぷも買っちゃったし、そこへ来てこの出費。
バカだろうか（うん。多分そうだ）と思ったけど
でも聴けなくなると困るから要は自分のためなわけで。
DRM解除に忙しい人たちには「おまえアホだなー」と言われるだろうし
中古で買わなかったのは本当に自己満足でしかないけどさ。
そばにいない人に対して感謝の気持ちを表すのって、むずかしいね。
【メモ・小噺（こばなし）】
せっかくだから最後の日まで色々ダウンロードしたろ。と思いナップスター内をうろうろしてたら、
元ZEBRAHEADのボーカルJustin Maurielloの「Justin Sings The Hits」を見つけた。
タイトル通り、ジャスティンが色んなヒットナンバーをカバーしてるアルバムです。
正直言うとZEBRAHEADが好きだった頃（今も好きだけど。というか以下の理由で今の方が好きだけど）
メロディとアリのラップはすごく好きなんだけどボーカルの声がちょっと苦手だなーと思ってたため
ジャスティンのその後はあまり追ってなかったので知らなかっただけかもしれないけど
Oasisの「Don't Look Back In Anger」のカバーで、こんな声も出せるんだなーと思ったよ。
泣いた。
や、泣いたのはジャスティンの歌唱力3割:オアシスのメロディと今の状況が7割だけどね(笑)
Oasisの中で一番好きな曲なので。
で、なんだか分からないけどこれ聴いてたら
演奏中のノエルに客席から落ちてきた上着みたいなものが被さっちゃって、その後リアムが「おい、気を付けろよ」って感じで客席ちょっと睨んでからノエルの頭を撫でた場面を思い出した。
で、ちょっと泣けてしまった。
多分YouTubeだと思うんで見つかったら貼り付けとこ。
