アンディ's ブートキャンプ。

今年の1月にイギリスに行ってからというもの、
現地で友達(43歳女性・アンディ)ができたこともあり
かつてないほど英語を必死に勉強してます。
ありがちな話ですが、
なぜ学生の時にここまで情熱を傾けられなかったんだ!と(笑)。
自分がどう足掻いてきたかをメモしておこうと思います。


【第1ステップ】土台を固める。

高校時代に使ってたグラマー(文法)の※テキストがかなり使える&
高校時代の自分がかなり書き込みをしてくれてる(…のに要は身に付かなかったんだなぁ。悲)ので、
まずはそれを使って文法を頭に叩き込んでます。



「英語 勉強法」で検索してみると、
まっさらな状態からネイティブスピーカーととにかく沢山話して耳で慣れろ!
という叩き上げ精神満載のものもよく見掛けるけど、
まっさらな状態でいったい何を話せよう…。
100歩譲って文法は置いとくとしても
やはり単語が何も分からなかったらアウトなので、
ある程度基盤を作っておくことはやっぱり大事なんじゃないかなー、と思います(私は)。
なので文法と単語数の強化は今も継続中。
あ。ただ、第1ステップって書いたけど
これはきっと、ずっと続けていかなくちゃなんだろうなー。
26年間読み書きし続けてきた日本語でさえ、
今尚知らない言葉に出くわすもんね。


私の場合、例文を沢山読むと感じが掴めてくるので、
CDと電子辞書で発音を確認しつつ
例文を書き取りながら(もしくはタイピングしながら)
常にボソボソなんか言ってます。
丑三つ時に。
端から見たら恐らくだいぶ怖いです。

どうしても時間を取れるのは夜で、大抵23時〜2時を勉強時間に充ててるんだけど、
実家でそれやってたら母親に
「…目の下にクマ作って、憑かれたように勉強してるけど。大丈夫?」と心配されました。


母、私は楽しいのだよ。の意を込めて、
(にやり)と親指を立てて心配無用をアピールしといたけども。
(より一層怖いわ)


そうそう、楽しいんだよね。
この間気付いたんだ、
2時まで!って決めてるのにやめられないことがよくあって
「あー、なんだかんだで無理してるのかなぁ私」
(英文メールのやり取りは、無理せず自分のペースで返すことが長く続くコツ。と以前小耳に挟んだ)
と思ったんだけど、
切り上げようと思えば切り上げられるのに
切り上げない自分がいる。
要は、


たぁーーのしーーー!!
やめたくなーーい!!
んです(笑)。


眠いし疲れてるし、1人でやってると答えが出ないこともあって
「ぐわぁぁーー!」と悶絶することも継あるけど
なんだかんだですんごい楽しいんだよね。
アンディに細かな感情をちょっとずつでも伝えられるようになるのが嬉しいし、
アンディが自分のことやイギリス・ロシアのことを色々教えてくれるのが楽しいし。


あ。でも、
英語って短文なら短文なほど感情の読み取りが難しいね
色んな意味を持ってる単語もあるから、
何通りにも受け取れちゃったり。
声や表情のオプションがない文章だけのメールから感情を読み取るのは
英語初心者の私には至難の技です。
この間も、
アンディが私の撮る写真をとても楽しみにしてくれていて
「dont forget to keep my email full of photos!」と言うので慌てて
「いやいやいや!ちょっと待てぃ!
仕事もあるし、まだ私は英語がうまくなくて英文メールを作るだけで精一杯だから、
そのうえ毎日何かを沢山撮るってのはちょっと難しいと思うんだ。
どこかレジャーに行った時には必ず送るよー」と返したら
「i want to see a much greater effort from you」と返ってきました。


これ、私はeffortを努力としか把握してなかったので、
頭の中で「私はおまえからもっともっと努力が見たいね」と変換されて
もっと根性見せてみろや」的な解釈をして(笑)勝手にびびってしまったわけです。

待てよ、アンディ言うかなこんなこと…
いや、言うかもしれん。実はそういうキャラだったのかもしれない。
と、一人自問自答する私(笑)。
これが例えばダンならある程度気心が知れてて性格が分かってるので
ダンならきっとこっちだろうなって想像がつくんだけどな。
イギリス旅行の時にアンディの前にマイクロバスを運転してくれてたビッグさんは元海軍だと聞いたので、
もしかしたらアンディも…とか考え出して、
すっかりスパルタ士官に教育されてる気分に。
アンディ'sブートキャンプです。
(ビリーズブートもしたことないけど)
あ、でもねーアンディ隊長時々褒めてくれるんだよ。
「I am very happy to see your english is improving, getting better and better.」って。
アメとムチやねー。


とか思ってたら、後に
「effort」には「努力・奮闘」の他に「(努力の成果として芸術上の)作品」という意味があることを知る。
要は「えー、でも私はこずえが頑張って撮った作品(写真)が見たいよー
って言ってただけでした(多分。合ってる?)


勿論逆のこともあります。
「〜してくれて」や「お疲れ様」に当てはまるいい表現が見つからなくて
どう文章を作り変えても、なんだか感じ悪くなってしまう…ということがありました。
その時は、ほんっと観念して
「今日は私はJapanese smilies(顔文字)を使ってみたよ。
彼らが私の感情表現を助けてくれると思うので…」
とアンディとの意思の疎通を優先したんだけど
顔文字に頼るしかない自分が悔しかったぁ。
せめてものプライドで、「Though I don't usually use them.」を強調しといたけど(笑)。
(I'll thank you for〜「〜してもらえると有難い」は日本的な感覚なので、
今後もこの言い回しに助けられる機会がありそうです)


【メモ・小噺(こばなし)】
◆※高校時代に使ってた物なので、今同じものはなさそうだったけど、似たようなものは出てました。
私が使ってたのは、中央図書から出てる「完成トレーニング・英文法問題(受験レベル)」っていうのです。なかなか良いよー。

◆テキストの例文はまともなんだけど、電子辞書(CASIO EX-word XD-SP6700)の例文や短文例文集を読みあさってると時々変なのに当たって面白い。
「欲望に満ちた社会に生きる」とか「居間の天井の板が1枚1枚落ちてきた」とか。シュール…(笑)。
「私は今、2人の女性と付き合っています」には、思わず吹き出して「ダメじゃん!」とツッコミを入れてしまった。